だだっ子にはニ者選択作戦で
何でも「いやだ」と反発したり、わけのわからないことでだだをこねたり、大人にとっては頭が痛い「第一次反抗期」。でも、反抗期は自立のための大切な通過点。だだをこねる子ほど、意志の強い子に育つとも言われています。
大人から見れば、わがままを言っているように感じますが、子どもにとっては立派な自己主張。見て、聞いて、かまってのサインなのです。無視せずに相手をしてあげた方がいいのですが、手が離せないときは、「今、ご飯を作っているから待ってね」と状況を説明してあげるといいですね。
ただ、反抗期の子どもに真っ向勝負を挑むと、大人が疲れてしまうので、「また、始まったぞ」というくらいの気持ちでおおらかに接するといいでしょう。
「お着替えしよう」「いやだ」、「お外に行こう」「いやだ」のいやだ攻撃には、「青いズボンとクロのズボン、どっち履く?」「公園に行こうか、お散歩にしようか」と二者選択で聞くと効果的。子どもは自分自身が決定権を握ることで、満足感を得られるのです。「ご飯だよ」と声をかけたり、「出かけるから片づけよう」と指示するときも、遊びに夢中になっているときはNG。
「いやだ」「行かない」と反発を招くだけなので、遊びの切れ間などのタイミングを見計らって、声をかけるようにしましょう。