お友達に関心を示す
公園に遊びに行くと、たくさんの友達に出会いますね。でも、この時期はまだお友達と一緒に遊ぶことは難しいかもしれません。自分の持つ遊びのイメージを言葉で伝えることができないし、相手の遊びのイメージを理解する力がないからです。
でも、子どもは友達の存在に興味を示し、同じような遊びを模倣したりして遊び始めます。たとえば、お砂場で遊んでいる子を見つけると、隣に行って遊び出します。二人並んではいるものの、子どもたちはそれぞれのイメージの世界の中で遊んでいます。やがて目があったり、相手の作っているお団子をまねして作ったりするうちに、少しずつ交流が生まれてくるのです。
子ども同士の遊びは、一人遊びから、二人並んでいるけど別々に遊んでいる「平行遊び」に。さらに、それほど強い結びつきではないけれど、友達と一緒に一つのことで遊ぶ「連合遊び」へと発展していきます。みんなで追いかけっこをしているけれど、鬼が決まっていなくてただ走り回っているような状態が、「連合遊び」です。