「もう1回」にもワケがある
2歳頃は、ものごとにこだわるという特徴もあります。好きな絵本ばかりを何度も「読んで」とせがみ、いつもと少しでも違う読み方をすると怒ることも。
また、小さな赤ちゃんが喜ぶような「にらめっこ」などのシンプルな遊びを飽きもせず繰り返し、同じ場面で同じように笑うという具合で、相手をさせられる大人はうんざりしてしまうかもしれません。
でも、子どもは、同じことの繰り返しで知識を身につけ、さらにそれを繰り返すことで確認しているのです。その確認の作業自体が楽しくて仕方がないのです。ほどほどにつき合ってあげましょう。
おもちゃや絵本を順番通りに並べる、お気に入りの物を持ち歩くなど、ルールや物にこだわる子もいます。何かにこだわっているのは、何かを学んでいるからと言われています。心配したり否定したりせず、尊重してあげましょう。