道具を使って遊ぶ
片足で全身を支えるための筋力とバランス感覚を身につけて、かけっこしたり、つま先で歩いたり、片足でぴょんぴょん跳んだりできるようになります。公園では、自分で滑り台に上って滑ってきたり、ブランコをこいだり、遊具を使って活発に遊び始めます。手や腕の力もついてきて、低い鉄棒なら少しの間、ぶら下がっていられます。
ブランコを怖がるときは、最初に親が抱っこしてブランコに乗って、揺らしてあげましょう。次に一人で乗せて、支えながらそっと揺らします。子どもが自分で揺らせるようになったら、親がこぎ方をやってみせます。新しい遊びは、子どもにとってわくわくする経験です。楽しめるようにステップを踏みながらチャレンジさせていくといいでしょう。
手先の器用さも増し、クレヨンや鉛筆で直線やグルグルと丸を描くようになります。指の細やかな動きもできるようになり、粘土をこねたり、ビーズを通したり、紙や布を切って遊んだりできるようになります。