トリコモナス膣炎

読み方

とりこもなすちつえん

症状の説明

寄生虫の一種であるトリコモナス原虫がセックスによって膣内に入り、炎症を起こす。

まれに公共施設の脱衣場や、お風呂のいす、トイレの便座などで感染する場合も。

感染後、1~2週間すると黄色や緑色がかった、悪臭のするおりものが増え、ときには泡状のおりものも。

外陰部にかゆみや軽い痛みが生じ、進行するとただれや出血が見られる。

さらに進行すると外陰炎や尿道炎を起こすこともある。

男性に寄生している場合、自覚症状が出ないため、お互いにうつしあう「ピンポン感染」を起こしやすい。

症状が出た場合は必ずパートナーと一緒に治療し、症状が消えても完全に原虫が残らなくなるまで治療を続けること。

(2009年10月から掲載)

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