アデノイド
読み方
あでのいど
症状
かぜを引いているわけでもないのに鼻づまりがある、寝ているときのいびきが大きい、いつも口をあけて呼吸をする、顔が腫れぼったい、などの症状がみられる。
鼻とのどの間にある咽頭扁桃(いんとうへんとう)が肥大し、気道をふさいでしまうためにおこる。
いびきがひどい時は、眠っている間に呼吸が止まる無呼吸発作をおこすことも。
また、肥大した咽頭扁桃が耳管の出口をふさいで滲出性中耳炎をおこし、難聴などの症状がみられることもある。
処置の方法
症状がみられるときは耳鼻科を受診して検査を。
咽頭扁桃の肥大は生理的なもので、通常は3歳くらいから大きくなり始め、6歳ごろに最も大きくなってその後は次第に小さくなっていくので、症状が軽い場合は様子を見る。
鼻づまりやいびきがひどい、滲出性中耳炎をおこして治らないなど重症の場合は、肥大した咽頭扁桃を切除する手術を受ける。