斜視
読み方
しゃし
症状
黒目の位置が片目だけ、内側や外側、上または下によっているもの。ものを見るときに目標に視線が向かず、どこを見ているのかがはっきりしない。
目を動かす筋肉がバランスよく働かないためにおこるもの。両目で見るとものがぼやけるので、無意識に片目だけを使うようになる。
このため、使わない方の目の視力が発達せず、弱視となることも。
ただし赤ちゃんは一般的に鼻の付け根が低く、目の間隔が離れているので寄り目がちに見える“仮斜視”であることも多く、この場合は2歳くらいまでに自然に治る。
処置の方法
症状がみられるときは受診し医師に相談を。
斜視と診断されてもしばらくは様子を見ることが多く、1歳すぎても治らないようなら眼鏡をかけて目の屈折調整をしたり、黒目の位置を正しい位置に治す手術を受ける。