楽しい思い出をたくさん作る
5~6歳頃に「昨日」「今日」「明日」などの時間の概念や、「右」と「左」の間に真ん中があるという中間の概念も、理解できるようになります。
5歳では、脳の発達により、長期記憶もできるようになります。そのひとつが「エピソード記憶」と呼ばれるもの。印象に残っている出来事や感情を、一生覚えているくらいの記憶にとどめられるようになるのです。
初めての体験やショックに感じた体験などがエピソード記憶として残される場合が多いようです。その出来事を大人からくり返し聞かされたり、ビデオや写真で見たりしていると、その映像が何度も再生され、体験が何度も上書き保存されるので、記憶に残りやすいのです。
こうした記憶は、ときに人生の支えにもなるものです。子どもと素敵な思い出をたくさん作れるといいですね!