文字は興味を持ったら教える
小学校の入学を翌年に控えて、「文字や数字を教えておかなくていいのかしら」と不安になるかもしれませんが、入学前に準備をする必要はありません。親が積極的に教え込もうとすると、逆に文字や数字が嫌いになってしまうこともあります。
子どもは学ぶべき能力が備わると、自然と興味がわいてくるもの。「なんて書いてあるの?」と聞いてきたときに、教えてあげるくらいでいいでしょう。子どもが文字を書きたがったら、鉛筆の持ち方を教え、広告の裏を利用して、一緒に書いて遊ぶことから始めてみましょう。
ひらがなをよくみると、右にはねたり、左にはねたり、まぎらわしい字が多いですね。文字を見分けるために必要な能力のひとつは、上下と左右の理解ができていることです。左右がまだわからない子どもは、「お箸を持つほうの手が右だよね」と意識させてあげましょう。