不眠
読み方
ふみん
症状の説明
不眠には、寝付きが悪い、途中で目が覚めてしまう、早朝に目が覚めてしまうなどいくつかのパターンがある。
原因はさまざまで、肉体的な病気のこともあるが、ストレスや不安など精神的なことが影響しているケースが多い。
また不規則な生活リズム、薬やアルコールの摂取の影響、運動不足の場合も。特に原因が思い当たらない不眠もある。
成人の約10%が慢性的不眠を訴え、約半数が不眠の経験があるという。
不眠になると、日中眠気を感じ、イライラしたり疲れたりする。集中力が低下しストレスがたまることが多い。
生活リズムを整えることで多くは改善する。
夜寝る時間を一定にするだけではなく、休日でも一定の時間に起床することが大切。
また寝る前にお風呂に入るなどリラックスしたり、音楽を聞く、軽く体を動かすなど毎日決まった入眠儀式を行うとよい。
アルコールやカフェインの入った飲み物、喫煙は寝る前は避ける。
いろいろ工夫をしても改善されない場合は、医師の診断のもとで睡眠薬などの治療を行う。
(2009年10月から掲載)