頻尿
読み方
ひんにょう
症状の説明
一日の水分の摂取量や年齢による変化もあるが、一般的に日中8回以上、夜間の睡眠中に3回以上、1日に計8～10回以上トイレに行く状態をいう。
原因は膀胱炎や前立腺肥大などの泌尿器系の病気や、膀胱腫瘍、子宮筋腫、卵巣腫瘍の影響なども考えられるが、もっとも多いのは神経性頻尿。
緊張やストレスで何度もトイレに行きたくなった経験や、トイレを長時間我慢しなくてはならない経験などをきっかけに、過度に尿意を気にしてしまう。
気になりはじめると、よけいに尿意が気になる…という悪循環に陥り、悪化すると日常生活に困難を生じることも。
膀胱の過敏性を抑える薬を服用することで改善する。
不安感が強い場合は抗不安薬などを服用することも。
（2009年10月から掲載）
