自閉症
読み方
じへいしょう
症状
視線を合わせようとしない、呼びかけても反応しない、抱っこを嫌がる、他の子どもと遊ばない、などの症状がみられる。
言語に遅れがあったり、聞いた言葉をそのまま繰り返すオウム返しをしたり、独特な言葉づかいをしたりしする。
一つのモノや行為などに強いこだわりがあり、かんしゃくやパニックをおこしやすいという特徴も。
周囲とコミュニケーションを取ることは苦手だが、特定の分野で非凡な才能を発揮することもある。
見たり、聞いたり、触ったりして認知した情報を処置する脳の機能に障害があるためにおこる病気で、生まれてからの親の育て方などは直接的な原因ではないと言われている。
3歳くらいまでに発症し、女の子よりも男の子に多い傾向がみられる。
処置の方法
根本的な治療法はないので、障害と向き合い、その子に合った方法を見つけて成長を支えていくことが大切。
まずは基本的な行動のパターンや特徴、苦手なことなどをよく理解したうえで、発達水準にあわせながら教育や訓練をして、自立や社会生活に適応できるようにしていく。
信頼できる医師、地域の保険機関、療育施設など安心して相談できるアドバイザーを見つけて、適切な治療や指導を受けるようにすることが大切。