てんかん
読み方
てんかん
症状
脳の神経細胞が異常に興奮することでけいれん発作をおこす病気。100人~200人に一人の割合で発症すると言われている。
急に手足をこわばらせて意識がなくなったりする大発作、それまでの動作が中断されてぼんやりした状態になる小発作、口をもごもごと動かすなど意識も目的もなく行動する精神運動発作や、生後5~6ヵ月の赤ちゃんにみられ、数秒ごとに頭をカックンと曲げるような発作を繰り返す点頭てんかんなど、いろいろなタイプがある。
処置の方法
発作のタイプによって治療法は異なるが、抗けいれん剤の服用で発作をおさえることが中心になる。
また普段から、規則正しい生活で疲れを残さないようにしたり、過度の刺激をさけ精神的に安静を保つなど、発作をおこさないよう心がける。