外陰炎
読み方
がいいんえん
症状の説明
細菌感染やアレルギー、かぶれなどが原因で、外陰部に炎症が起きている状態。
かゆみや痛みがあり、湿疹や腫れを伴うこともある。
不衛生やセックス時の傷などがもとで細菌感染を起こしている場合は、抗生物質や抗ヒスタミン剤などで治療する。
細菌感染以外の原因では、下着との摩擦やせっけんアレルギー、おりものによるかぶれなどがある。
原因を突き止めて取り除き、かゆみ止めの抗ヒスタミン薬やステロイドホルモン剤を含む軟膏やクリームを使用する。
また、閉経後は女性ホルモンの減少に伴い、外陰部は乾燥しがちで炎症が起こりやすくなる。
外陰炎の原因は様々で、それによって治療法も異なるため、医師の診察を受けて治療する。
(2009年10月から公開)