性行為感染症(STD)

読み方

せいこういかんせんしょう(えすてぃーでぃー)

意味

性行為を通じて細菌やウイルスなどが感染する病気。クラミジア感染症、梅毒、カンジダ膣炎、淋病、尖圭コンジローム、性器ヘルペスなど。

症状は、おりものが増えた、外陰部が痛かゆい、性交痛があるなど、病気の種類によってさまざま。妊娠中は、膣内の浄化作用が低下して、菌に対する免疫力が弱くなっているために膣炎などを起こしやすい。

予防のために、パートナーを特定する、必ずコンドームを使う、性交渉の前後はシャワーで清潔を保つことなどを心がける。もしも性行為感染症が判明した場合は、胎内感染や産道感染に注意し、必ずパートナーと一緒に治療を受けること。