母体の漢方、ハーブ、アロマは?

漢方薬、ハーブ、アロマオイルなどについては、食生活の延長と考えられるものなのか、あるいは薬として薬効を期待できるものか、に分けて考えます。

たとえば、ハーブ、アロマオイルは日常生活の延長です。

ハーブというと特殊に思われるけど、シソやみょうがもハーブです。アロマオイルも日常生活の延長にあるものなのであまり気にしなくてもいいですね。

漢方薬は薬ですが、自然界に合成されない形で存在している生薬をもとにしているので、赤ちゃんに対するリスクはまず心配いりません。

ただ、漢方薬には体を冷やすからよくないとか、悪いものを外へ排出させる働きを持つからよくないといった考え方があり、妊娠中使ってはいけない薬はけっこうあります。

漢方薬も薬ですから、もちろん副作用もありますが、日本の法律にのとって作られて売られている薬で、実際に赤ちゃんに異常を起こすようなレベルのものはまずないと考えていいと思います。

(2007年9月から掲載、2014年11月改訂)