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脱ぎ履きやすい靴を選ぶ

近頃は土踏まずのない、「偏平足(へんぺいそく)」の子どもが増えています。土踏まずは、足の指をしっかり使って、歩いたり走ったりすることで、3歳頃からでき始め、6歳頃までに作られます。土踏まずを作るには運動だけでなく、靴の影響も大きいといわれています。

成長期の子どもにとって、靴はただ単に外を歩くのに必要なだけでなく、足の成長をサポートし、正しい歩き方を身につけるためにも重要です。靴を選ぶときは、サイズだけでなく、甲の高さ、幅、かかとにあったものを選んであげて。

デパートでは「シューフィッター」という専門の店員がいるところも多いので、気軽に相談しましょう。幼稚園に通うようになると、自分で脱ぎ履きできることも、靴選びの大きなポイントになります。

靴を選ぶときは、以下の5ポイントをチェック

  • 足の甲とくるぶしまで、しっかり包み込んでいる
  • つま先に、5本の指が広げられるゆとりがある
  • かかとの部分がかたく、かかとを包んでいる
  • 足の甲の高さや幅に合わせて調整できる
  • 脱ぎ履きがしやすい

子どもの足首まで包み込み、幅にゆとりがある靴は、踏ん張りがきいて、安定感もあります。マジックテープの靴は、甲の高さに合わせて調節できて、子ども自身も脱ぎ履きしやすいのでおすすめです。