子どもの事故は必ず起こるもの!
「3歳までに事故やトラブルを経験しない子どもはいない」と言ってもいいくらい、乳幼児の事故は多発しています。小さなケガなら「よくあること」ですむけれど、1歳以上の子どもの死亡原因の1位は「不慮の事故」――。
事故を予防するために「子どもから目を離さないで」とよく言われます。でも、家事や仕事をしながら、24時間子どもから目を離さないでいることなんて、できません。また、親が見ている目の前でも、事故は起こります。大切なのは「目を離さない」ことではなく、「目を離しても大丈夫」な環境を作ることなのです。
これまでのたくさんの事例から、発達段階によって起こりやすい事故のパターンが、わかってきました。また、安全対策をしていれば、半数以上の事故は防げた可能性があるのです。
事故は「起こるかもしれない」ではなく、「必ず起きるもの」と考えて、今日から具体的な対策をとって、子どもを危険から守りましょう。