川崎病

読み方

かわさきびょう

症状

突然の高熱が1週間近く続き、全身に赤い湿疹がでる。目が真っ赤に充血する、首のリンパ節や手足、唇がはれる、舌がイチゴ状にぶつぶつとして赤くなる、BCGのあとが赤くなる、などの症状がみられる。

熱が下がるころに、指先の皮膚がぼろぼろとむける。全身の血管が炎症をおこしているので、冠状脈瘤という心臓の血管が拡張したり、コブができて血管が詰まる後遺症を残すこともある。

1歳くらいを中心に、4歳以下の子どもがかかりやすく原因は不明。

処置の方法

当てはまる症状が見られたらすぐに受診する。後遺症のおそれがあるので入院治療が必要。

後遺症が見つからなくても、しばらくは安静を保ち経過観察をする。