髄膜炎

読み方

ずいまくえん

症状

脳を包む髄膜が炎症を起こす感染症。ウイルス性より細菌性のほうが症状は重く、最初は風邪のような症状から始まり、頭痛や激しい嘔吐を繰り返す。

首のうしろが硬くこわばり、動かすと痛がるようになる。けいれん、意識障害を起こす場合も。

5ヵ月くらいの赤ちゃんは、頭部の大泉門がパンパンに腫れることもある。

処置の方法

入院して点滴治療を行う。検査の結果、ウイルス性であれば1週間で回復するが、細菌性であれば数週間の入院を要する。

後遺症を残さないためにも早期発見、早期治療が必要なので、嘔吐が激しい、意識がモウロウとしている、大泉門が腫れているなど、いつもと様子が違うようなら、夜間でもすぐに受診する。