食中毒

読み方

しょくちゅうどく

症状

大腸菌や細菌などに汚染された食品を食べたことによって、嘔吐、下痢などをおこす。

発熱、頭痛、食欲不振、全身のだるさなどを伴うこともある。抵抗力の弱い赤ちゃんは発病しやすく症状も重くなりやすい。

魚介類に繁殖する腸炎ビブリオ菌、肉類・魚類・卵・乳製品などに存在するサルモネラ菌、人の皮膚など自然界に広く存在するブドウ球菌、などが主な病原菌。

処置の方法

なるべく早く胃の中のものを出すようにする。下痢止めは使用しないで汚染した便を出してしまう。下痢や嘔吐がひどい場合は受診して点滴や薬物治療を受ける。

予防としては、食品の十分な加熱、適切な保存、調理前の十分な手洗いなど、衛生管理に注意する。