プール熱(咽頭結膜熱)
読み方
ぷーるねつ(いんとうけつまくねつ)
症状
アデノウィルスによる感染症。高熱を出し、のどが腫れて痛くなったり、かぜの症状があらわれる。
下痢や嘔吐がみられることも。また、涙目、目の充血、目やになど結膜炎の症状もともなう。
プールの水を介して感染しやすいことから“プール熱”とも呼ばれているが、季節を問わず、せきやくしゃみによって伝染する。
処置の方法
水分補給をし、氷枕などで冷やしながら安静を保つ。食事は消化のよいものを与える。高熱が続くようなら受診して、解熱剤や鎮痛剤を処方してもらう。
予防としては、プールの後や流行時期のうがいや手洗い、目の洗浄をしっかりとする。