3月:イースター
イースターって、なに?
イエス・キリストは十字架に架かって死んでから3日目によみがえったと伝えられています。その復活をお祝いする日がイースター(復活祭)です。
キリスト教にとってクリスマスと並ぶ大切な祝日です。イースターという名前は、春の女神「イーアスター」に由来するとか。草や木や動物が冬の眠りから目覚め、イキイキ活動し始める春は、キリスト復活のイメージにふさわしいですね。
イースターは、3月23日~4月24日頃、と日にちが決まっていません。毎年、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に行われることになっています。
イースターエッグって?
クリスマスのシンボルといえばクリスマスツリーですが、イースターには「イースターエッグ」と「イースターバニー」が付き物です。
卵は生命や復活を象徴する食物としてあがめられ、うさぎはその卵を運んでくる可愛い配達人、というところ。
うさぎは子だくさんの動物なので、繁殖の象徴として選ばれたようです。
お祝いのしかたは?
アメリカの家庭で行われるイベントといえば、庭に卵を隠して子どもに探させる「エッグハント」、丘の上から卵を転がす「エッグロール」、卵をスプーンにのせて競争する「エッグレース」などがおなじみ。
また、ゆで卵をカラフルにペイントして飾ったり、ホームパーティでは卵やウサギ形のチョコレートなど交換しあって楽しみます。
まめ知識
モアイ像で有名な「イースター島」。
世界を旅して回ったキャプテン・クックが、この島を発見したのが「イースターの日」だったから、「イースター島」と名付けられたと言われいています。