12月:クリスマス・イヴ
クリスマス、ってなに?
12月25日はキリストの誕生日。キリストが生まれたのが夜なので、24日の夜はイブといって前夜祭。教会では荘厳な聖夜ミサがとり行われます。サンタクロースが煙突から入って、子どもの靴下にプレゼントを入れるという言い伝えはアメリカで広まりました。日本でもツリーや真っ赤なポインセチアを飾り、ローストチキン、ケーキなどを用意して、家族や親しい仲間が集まってパーティを楽しみます。
年末最大のお楽しみイベント
クリスマスは本来、宗教的な儀式ですが、日本では家族や恋人同士が年末のひとときを楽しく過ごすイベントに。また、クリスマスのお祝いにはさまざまな国の風習がミックスされています。
カードを贈るのはイギリス、ツリーにもみの木を使うのはドイツ、七面鳥を食べるのはアメリカに渡ったオランダ人、というふうにたくさんの国の風習が融合して現在の形になりました。わが家流のアレンジも上手に加えて、楽しさをパワーアップしましょう。
クリスマスツリーの起源
16世紀のはじめ、教会ではアダムとイブが、禁断の果実を食べて楽園を追放されるという物語が演じられていました。その物語に登場するエデンの園は、もみの木にリンゴをつるして表現していたため、いつしか一般家庭でも、もみの木を天国の木として飾るようになったのです。
クリスマスリースの由来
日本の門松と同じで、リースには魔よけや豊作祈願などの意味がありました。冬でも葉を落とさないヒイラギのリースはキリストの冠、棘(とげ)は受難、赤い実は血を表しているのだそう。
ホームパーティのだんどり
わが家でパーティをする場合は、当日までにやっておくことをメモしておきましょう。また、“1ディッシュ1ボトルパーティ”もおすすめ。参加する人に料理一皿、または飲み物を1本を持ってきてもらうのです。これなら招くほうも招かれるほうも気軽に楽しめますね。また値段を決めてプレゼントを持ち寄り、ゲームでプレゼント交換しても盛り上がります。