12月:冬至(とうじ)
冬至って、なに?
毎年12月22日ごろが冬至で、一年中で昼間の時間が最も短く、夜が最も長い日です。この日を境にだんだん日が長くなるので、昔は冬至を一年の終点と考えていました。二十四節気のひとつ。
寒さはこれからいっそう厳しくなり、空気が乾燥し、風邪がはやりはじめます。この日に、香り高いゆず湯に入り、栄養価の高いかぼちゃを食べると病気にならずに健康に過ごせるといわれています。
二十四節気って?
現代のカレンダーは、太陽を基準として作られた「太陽暦」が採用されていますが、江戸時代までは、月の満ち欠けを基準にして作られた「太陰太陽暦」を使っていました。二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を24に区分けした節目の日。 昔は農耕や生活の目安として活用されていましたが、今でも季節感を表す言葉として用いられています。
ゆず湯に入ろう!
ゆずの香りを楽しみながらリラックス。血行や新陳代謝が活発になり、冷え性、腰痛、神経痛、疲れに効果的。皮に含まれる精油成分・クエン酸・ビタミンCがお湯に溶け出して、肌も美白&しっとりスベスベに。肌が敏感な人、また小さな赤ちゃんは肌が弱いので、気をつけて。ゆずを少なくしたり、もんだりしないで、雰囲気だけ味わってもいいですね。
材料
- ゆず5個
- ガーゼの袋(台所用のネットでもOK)
手順
- 洗ったゆずを袋に入れて、口をひもで結ぶ。
- 浴槽で袋ごともんで絞り、そのまま浴槽に浮かべる。
かぼちゃを食べよう!
かぼちゃには体内でビタミンAに変化するカロチンがたっぷり。しっとり美肌や粘膜強化に欠かせません。またビタミンB群やC、E、ミネラルも豊富で、体の抵抗力を高める優等生。煮物にしてもいいし、時間がないときは電子レンジでチンしてドレッシングをかけるだけでもおいしい! 離乳食にもぴったりの食材なので、家族で食べましょう!