8月:処暑(しょしょ)
処暑ってなに?
処暑(しょしょ)とは、二十四節気のひとつで、暑さの終盤を意味する日。8月23日ごろです。このころになると、朝夕のひんやりした空気や、かすかに聞こえてくる虫の音などに秋の気配を感じ、ちょっと寂しい気分になることも…。
日に日に暑さが和らぎ過ごしやすくなりますが、夏の間の「クーラーによる冷え」「冷たいものの飲み過ぎ食べ過ぎ」「睡眠不足」などで体力は低下ぎみ。「体がだるい」「おなかの調子が悪い」など夏バテ症状が表れることも多いので栄養と休養を十分にとりましょう。
また、この季節、素肌の紫外線ダメージも心配。シミやくすみを防ぎ、ハリのある肌を保つためにも、このシーズンの美白ケアは大切です。陽射しのピークは過ぎても、紫外線は1年中降り注いでいます。秋になっても日焼け止めは続行してね。
二十四節気って?
現代のカレンダーは、太陽を基準として作られた「太陽暦」が採用されていますが、江戸時代までは、月の満ち欠けを基準にして作られた「太陰太陽暦」を使っていました。二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を24に区分けした節目の日。昔は農耕や生活の目安として活用されていましたが、今でも季節感を表す言葉として用いられています。