5月:立夏(りっか)
立夏(りっか)って?
立夏(りっか)は二十四節気のひとつで、夏の始まりを告げる日です。
春分の日と夏至の中間の5月5、6日頃にあたり、暦の上ではこの日から立秋(8月7日頃)の前日までが「夏」とされています。
とはいっても、季節的にはまだ肌寒く、夏というより春真っ盛り! 二十四節気は、古代中国で生まれた陰暦で決められたものなので、日本の気候とは多少ズレがあるようです。
立夏から6月の梅雨に入るまでは、一年中でもっとも雨が少なく過ごしやすい時期。赤ちゃんとご近所の庭木の緑を見ながらお散歩、ママ友を誘って近くの公園でピクニックランチもいいですね。さわやかな緑とおいしい空気を満喫しましょう。
二十四節気って?
現代のカレンダーは、太陽を基準として作られた「太陽暦」が採用されていますが、江戸時代までは、月の満ち欠けを基準にして作られた「太陰太陽暦」を使っていました。二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を24に区分けした節目の日。昔は農耕や生活の目安として活用されていましたが、今でも季節感を表す言葉として用いられています。